ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「アヒルと鴨のコインロッカー」inめざましテレビ

 19日の試写会の様子が、今朝のめざましテレビでちらりと流れました。舞台挨拶する監督のコメントとか、濱田岳くんと瑛太さんのインタビューが少し、とか、あとは映画からの映像。…うわああああん! こんなカケラみたいな映像でどうして号泣してるんだ私!!
 何かあの、1日中頭のどっかに、ドルジやら河崎やら椎名やら琴美やらがいて、私の目に映る色々な、いつもと変わらない普段の風景を、違うものにして見せてくれてしまうのです。横断歩道で泣きべそかいて、散歩のわんこで泣きべそかいて、晴れた空で泣きべそかいて。ほんとどうかしてる。
 彼の過ごした「空白」の時間を思ったら、台本書きながら号泣した、という監督のインタビューを読んで、そうなんだよ! そこなんだよ!! 彼が彼になる間を思うともう…たまらない。あーもっかい見たいなー早くみたいなー。
 しかしキネマ旬報のアレは一体。思いっきりネタバレてんじゃーん!! あの、見る前には絶対に読まないで下さい。お願いします。何も予備知識ナシで見て下さいー!! ていうか見て下さいー!!(笑)
 必死でしょ。必死でしょ。そう、必死なの。
 舞台挨拶時の岳くんの足は、どうやら落書きがされていたようです。へー! オペラグラス持っていけば良かったー! 何書かれちゃってたのかなぁ、瑛太も書いたのかなぁ、何やってんだろうなぁ!
 ネタバレ回避の為に「しゃべりづらいですよね」とインタビュアーに訊かれた瑛太さん、「そうなんです。ライターさんも困ってます」と。…だから! キネ旬!! 困れよもっと〜!! 「見終わった後に、生活の中の色々なことを大切にしていきたいと思わせられるようなお話」と瑛太さんが云っていましたが、…はい。具体的に、何をどうしたらいいのか、とか、こうしなくっちゃ!みたいなことは思い浮かばないんだけど、とりあえず、観る前と観た後で、目に映る世界の色が違って見える。私にとってはそんな映画でした。仙台先行ですでに10回オーバーしてる友達が、観る前の私に「アヒ鴨のない世界ってナニソレあり得ない」みたいなことを云っていて、正直その時は、えええええ、と生暖かい笑みを浮かべたのですが、…すみませんでした。今は反省している。ほんとあり得ない。
 原作文庫を読みたいのですが、間違いなくおかしいレベルで号泣してしまうので*1、ちょっとまだ控えておきます。ああ、ビミョウに違ってるらしいラストとか気になる! でもその前に映画見たい映画。

*1:多分「河崎」とか「ドルジ」とかの活字で泣ける