ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

血の婚礼 蹄鉄8打ち目(5/13)改めまして

 いつものメモも置いておきます。何となく思い出しつつ。…思い出すのもちょっと重いんだけど。
 全体の印象として、何となく…間が縮まったような。コンパクトになった? でも、ちょっと慌ただしい感もなくもないなぁ。暗転中の場面転換とか、ちょっとハラハラします。幕上がれー!とか(笑)。

 
 

  • 最初の出で、私は気づかなかったのですが、舞台に上がる未來さんが軽く躓いてドッキリした、らしいです。友達が。
  • 渡辺さんのギター、チューニングがちょっと…アレ?て思った。途中で調弦し直してたり。弦張り替えたのかな。
  • すんごいどうでもいいんですが、未來さんもみあげ長いね〜。顎関節辺りまであるよ! ヒゲ伸ばしたら繋がるね!!*1
  • フラメンコは今日もふわりと宙に浮きました。飛ぶ、とか跳ぶ、とかじゃなくてね。浮き上がるの。
  • 乾布摩擦って云ったら笑われた(笑)背中。肩胛骨の内側にある筋肉が美しい〜。何筋だか知らないけど〜。
  • …全然重そうな感想がないな…(笑)。
  • レモン水、今日は飲み干す前に「知らない」って云ってました。いつも飲んでからだった…よね?
  • 下手側だったので、れいなちゃんの表情に注目でした。何かもう、すっごく…辛そうなのに必死にそれを押し隠してて…健気で可哀想だった…なのにレオナルドは「おい、泣くのか。やめてくれよ」なんて冷たい言葉を投げつけて…レオナルドは可哀想だけど、妻に落ち度は全くないのにねぇ!
  • ストッキングの透かし模様、薔薇は内側でした。個人的に、内側がいい派です(笑)。
  • 恐怖の(笑)ちゃぶ台返し。びっくりした…怖かった…。テーブルひっくり返るしグラスは飛ぶしレモンは散るし大惨事ですよ! 客席の足元までグラスが転がって来てて、流石の根岸さんも回収できませんでした。教会から帰ってくる前の完全暗転までグラスはそのまま…。
  • 前から聞こえてはいたけどあんまり気にしていなかったんですが。テーブルを倒したレオナルドに根岸さんが云う、「わかっておやりよ、あんななんだから」というセリフが…何かね。ストッキングなんて身につけることは一生ないであろう少女、不自由な足のせいで虐げられ、おそらくは結婚もできないであろう少女、と…どんどん少女可哀想妄想が進んでしまう。
  • 今日も、苛立ちのままにのしのし歩いて、花嫁の部屋位置(仮)に立ったレオナルド。でも視線は妻たちには行ってなかった…かな。もっと虚ろに見えた。
  • いつも思うのですが、母親に「時計持ってるかい」と訊かれポケットから出して見せるけど肝心の母親は見やしない花婿、が可哀想でちょっと面白い(笑)。
  • 花嫁と幻想のレオナルド。下手側でメンコを踊る未來さんの手が…指の動きとか手の形とかが、本当に美しい。
  • 花嫁妄想メンコ後に暗転しつつ渡辺さんのギターが響くところ。演奏終わってから馬の嘶きが聞こえるのに、今日は一回フライングしてました。演奏終了後に改めて嘶き。脳裏を過る「鳴くのかやめてくれ」…。
  • 花嫁支度中。久々に女中の「よろしくお願いします」が途中まで聞こえた(笑)。
  • そういえば花飾りを投げる前、花嫁は自分で花飾りを外すようになりましたね。ゴールデンウィーク中…もうちょっと後かな、の時は花嫁が「ちょっと貸して」って云って、外すのは女中だったけど。
  • …もう、オレンジの花が何なのかわかんなくなってきた…!
  • ジャケット投げは壁(幕)に向かって。怖いよう〜(泣)。
  • 婚礼の朝。花嫁と花婿にレオナルド夫妻がお祝いの言葉を云うところ、妻の「あなたの黒髪からこぼれる雫が何とか」ていうセリフをれいなちゃんが云う前に、江波さんが「どうしてあの夫婦まで呼んだんだい」って始めてしまい、云えなかったれいなちゃんはちょっと笑っていました。
  • 今日は妻の手握らなかった。
  • みんなでサルー!の乾杯の輪に入らないレオナルドに、妻がそっと小さく乾杯するのが、何だかすごく好きだったのですが。今日は…妻を呼びに来た少女が早くて…乾杯しないうちに妻が連れて行かれちゃった…。
  • 花婿が花嫁に向かって云う、オレンジの花飾りが「ロウで固めてあるから、ずーっと枯れない」という言葉。これを耳にしたレオナルドは、聞くに耐えないのか、その場を離れます。…オレンジの花は罪作りだなぁ…どす黒くなってきてるよ…。
  • ひとりで休ませてほしいと云う花嫁に「…好きにしなよ」と応える花婿が、そこだけ*2口調が違うのですが…何となくね、こっちが本性というか、隠されている彼の一面というか、ね。そんなふうに思えてしまったり。
  • 幕の向こうで踊り続けていた黒い男が、場の雰囲気を操るように幕の前へ出て来ます。新納さんかっこいいなぁ…。暗転後にセンター出前へ駆け込んで、マントをばさっと翻すの、いつも…顔が嬉しくなってしまう(笑)。満面の笑みで見上げます。かぁぁっこいいぃぃぃ!
  • そして下手通路から走り込んでくるレオナルドをいつも失念してびっくりします。いい加減覚えようよ何回見てるんだよ!
  • 花嫁と花飾りを探す少女のシーン、の直前、舞台に上がる前の尾上さんが…両足ダッシュしたのを見てしまった…(笑)すみませんすみません。びっくりしたんです。
  • 少女/月のシーンは相変わらずわからないまま保留ですが、大好きなのも相変わらずです。尾上さんの声、その声で語られる言葉、コンテンポラリーみたいな動き、爪弾かれるギターの甘い音、背景の月、全部好き。
  • 月を見るレオナルドに、黒い男が…何か、しますよね。ピンッて。それを受けるレオナルドの反応が、大きくなっています。腹に衝撃を受けたように上体を前に倒して後退りする…でも何を感じたのか、何が起きたのか、わからない…。花嫁にも同じことがされますが、花嫁の方が反応薄いんだよな。
  • 泣きながら震える少女、を森で見たの? で、手を差し伸べようとして…黒い男に阻まれる? 闇に阻まれる? わかんない。
  • 花婿の激昂が凄かった。絶叫しながらナイフを握った片手を何度も叩き付けて…朴訥な好青年の中に、こんな激しい憎悪の炎があったんだ。「好きにすれば」と云い放った時の冷酷なまでの表情が思い出されました。…ショールの下に激情を抑え込んで、少しずつ狂っていったのは、母親よりも息子の方、だったのかも知れない、なんて。
  • 黒い男に「誰だ!?」、月を目にして「…何をしている?」…何か見えるのかなぁ、ひとがたが。
  • 森の中のふたり。やっぱり何か…怖かった…。
  • 最初のキス、接触寸前で花嫁に逃げられスカるレオナルド(笑)。
  • 「オレンジの花飾りと銀の髪留めが俺の血の色を変えた、…どす黒く」いつも絶叫に近いここが、今日は囁くような声で…意外過ぎて狼狽えてしまいました…。
  • 反対に、囁くように云う印象が強かった花嫁の「早く逃げて!」が…絶叫というか怒号でした…。
  • 全然順不同なんですが。「俺のせいじゃない!」ってところかなぁ。レオナルドが自分のシャツの襟元を掴むと、やっぱりシャツが裂けました…。うん、縫ってあるのは見えてたけど…。鳩尾辺りまで真っ直ぐ行きました。白くて肌なのかシャツなのかわかんなーい!
  • 「夜が死んでいく…」と蹲ったレオナルドの頭を抱き抱え、髪を撫でる花嫁、は良い姿でした。
  • 「初夜のシーツを旗みたいに靡かせ、貞淑な女たちに見せてやればいい」*3という花嫁の言葉に、どうにもならない想いと焦りをぶつけるように2回、足を踏み鳴らすレオナルド。…飛びはねなくてよかった…。
  • 「裸で野山を眺める一匹の雌犬みたいに」でレオナルドの上に馬乗りになる花嫁、次の瞬間鮮やかにひっくり返すレオナルド。…「一本!」と云いたくなるのを抑えます(笑)。
  • そこから抜け出して身を離そうとする花嫁のスカートを、凄い勢いで掴むレオナルド。怖いってば…スカートも怖いってば…。
  • とにかくね、息できないくらい張り詰めていて、見てるこっちも肩ガチガチに力入って、固まって見るしかないんです…ツラいんですよ…。正直、早く花婿来て…とまで思った…キツかった…。
  • なのに花婿来てからもレオナルドは、押し倒して胸に顔埋めてお尻やら腿やらも撫で回して…やりたい放題ですよ…。
  • 見せつけるようにじっくり色々してから、ゆっくりと身を起こすレオナルド。この時の表情がいつも見えないのです…どんな顔を花婿に向けてるんだろう。
  • 片手でナイフをピン!と出すのがかっこいい。…何か森以降、いつも頭が考えることを放棄して…目に映ったものに対する単なる感想しか出てこないや。呑み込まれてしまう。
  • 赤い糸玉に虚ろな表情で触れる妻が痛々しい。今回、席のせいもあるけど、れいなちゃんの表情が凄く良かったというか、よく見えたというか…突き刺さった。
  • ラストの江波さん、圧巻です。「花婿の母」から語り部への変貌が…凄い。閉じた目を開くと違う顔になってる…。
  • 「叫びの息の根を、止めたのです」から渡辺さんのギター、この辺鳥肌立つ…好きだ…。
  • 花びら降る中、現れる白い服の男たち。ふと足を止めて、花びらを受けるように手のひらを上げるレオナルド。美しい、この舞台全体が美しい。
  • カーテンコールは3回。ソニンちゃんと、あとれいなちゃんの表情が気になりました…メンコ後でも、笑顔があんまり出ないの…抜け出せてないのかな、て心配というか心苦しくなった。未來さんは楽しそうで安心なんですが!
  • 3回目に拍手が手拍子になって、最初にひとりで出てきた未來さん。両手の指を手拍子に合わせて小さく鳴らしてました…何かノリノリだよ可愛いよ…。
  • それから出てきたソニンちゃんに可愛らしく片手を差し出して、ソニンちゃんも可愛らしく手を預けて…可愛いなぁ二人とも!! やっとソニンちゃんの表情が緩んだ…。
  • みんなで手をつないでお辞儀。昨日、ギターを右手(未來側)で持ってたから手を繋げなかった渡辺さんと未來さんでしたが、今日は未來さんが確かめるように見て、左手を渡辺さんのギターのネックに沿わせて、無事手をつないでお辞儀でぎました。よかったね!
  • 3回目の最後でやっとれいなちゃんとソニンちゃんの表情が和らいで…ほっとした…。女の子がの笑顔を見せてくれないと終われませんよこの芝居。
  • ソニンちゃんがハケ際に、ひらひらと大きく手を振ってくれたのが嬉しかったです。かんわゆかった!

 そんな感じで。ああもう残り少ないなぁ…色々わからないまま終わってしまいそう。

*1:やーめーてー!

*2:あと逃げた二人を追う時

*3:みたいな?