ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

桜の季節も終わりますが

 選挙だったので午前中にさっさと投票に行って、ついでにずっと食べたかったけど機会のなかった朝マックマックグリドルをお持ち帰りで買って帰って、見上げた桜が葉桜だけど綺麗だったので、あー「リボルバー」見たいなーとだらだら見ておりました。いっつもどうしても、メイキングばかり見てしまうので、本編見るの久しぶりだわ。あのメイキングは短時間に可愛いアレコレがぎゅぎゅっと詰まっていて、改めて凄いですねー。いや本編後に結局今日も観たのですが(笑)。
 桜の季節にちょうどいい1本でございます。あの、何とも云えない、すがすがしいまでの空虚、虚無感。疲れ切って朝の電車で帰ってくる3人の、絶望と失望は、多分…その時代から遠く離れた人の方が、ずしりと感じるんじゃないかしら。何故なら、その感覚を知っているから。夢見た「何かスゲェもん」なんてこの世のどこにもない、と実体験として知っているから。と、久しぶりに見て前回以上に何かキたワタクシは思ったのでした。やー…春なのに軽く重いわ。でも、地獄にタッチして帰ってきた3人の目に、何かスゲェもんなんて何もないこの世は、それでも一瞬前とは違って映るはず。ねぇ、夏の匂いもすぐそこだものねぇ。
 で、何かずしっと思いながらも、気づいたのですが。
 冒頭のタツトシがサッカーしてるシーン、細かくパス回せばいいじゃん、と云うチームメイトに向かって「あぁ? そんな悠長なことやってて1点でも取れると思ってんのか」と怒鳴るセリフ。これを何故か「そんな流暢なこと」と…云っているタツトシさん…(笑)。しかも巻き舌で(笑)。
 今日まで全然気づかなかったのですが、何か今日見ながら、「わータツトシ阿呆な子のハズなのに「流暢」なんて単語が普通に出て来ちゃうんだ〜」と思い、ん? 流暢? 意味違うんじゃないかそれ? え、流暢…じゃなくて悠長、だよね。と…戻して確認してもやっぱり巻き舌の「ゅうちょう」って云ってる。え、リュウチョウに何か他の言葉あった? 別の意味とか?と辞書まで調べてみましたがやはりそれらしいものもなく。アレは…タツトシの「阿呆な子」演出の為に台本の時点で「りゅうちょう」になっていたのか、それとも(笑)。
 あとはー、ヒョウタンカムリに会いたくなって「火の鳥」をぶっ飛ばして見ていたのですが、「歓喜の歌」の「お、わ、りのない、」ってところの「リ」がね。すんごいヨくてね!! フロイトのイ*1的にヨくてですね! 掃除して綺麗になったフローリングでごろごろしていました。我ながら何というか…ブレス音とかひっくり返る声とか、好きだなぁ。もれなく好きなんです。
 あとは特に何もしませんでした。のんびりした週末だった!

*1:BB