ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

ほっとっぺっぱぴっぷぺっぱっぴ

 ぺっぱっぺっぱぴっぷぺっぽっぴほっとっぺっぱっぴっぷぺっぱっぴっぺっぱっぺっぱぴっぷぺっぽ。
 が頭から離れません。

「ネジと紙幣」会見

 やっぱり昨日の6/30、大阪で会見あったんですねー。
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/entertainment/news/20090701-OHO1T00083.htm

 華々しさをそぎ落とした…かなりソリッドな舞台になりそうですね。観る側も覚悟決めて挑まないと…って、毎回云ってる気もしますけど(笑)。
 大阪公演分の会見、みたいな? 東京のはまた別にやるんでしょうか。主催が違うから? 何かややこしいけど面白いですねー。
 追加http://blog.lmaga.jp/weblog/2009/07/post-51.php

 ひ、ヒゲはともかく…日焼け!? 日焼けじゃないの!? 照明とかの関係!? え、日曜日はまだそんな黒くなかった…と思う…よ?*1

*1:遠くて見てないので確実なことは云えないですが…

「震災×未来=?」@神戸大学百年記念館(6/28)その1

 (とりあえず前半戦だけです。後半また書き溜める…!)
 神戸へは何度か行ったことがあるけれど、大体が三宮〜元町辺りで終わっちゃってたし、下手したら新神戸駅と直結施設から一歩も出ずに3日間、なんてこともあったので、山側の神戸に足を踏み入れるのは実質初めてでした。とりあえず、「六甲道」をずーっと「ロッコードウ」と読んでいた初心者っぷりです(笑)。ろっこうみち!? 重箱読みなの!? 衝撃のろっこうみち駅からバスに乗り、坂道発進のバスが苦しげにうんうん唸るのをがんばれがんばれと応援しつつ、「鶴甲団地」が「ツルコーダンチ」ではなく「ツルカブトダンチ」であることに再び衝撃を受け*1、延々続く急カーブと上り坂に、ああ山を登っているんだ高度計あったら面白いだろうになんて思ってるうちに、停留所に到着。午後1時を回って、日差しがきつくなっていたけど、湿度が低くてさらっとからっと気持ち良かった…のは高度上がってる所為もあるのかな。高原みたいな空気でした、何となく(笑)。
 正門ではない、裏の方(笑)から、おじゃましまーす…という感じで足を踏み入れた神戸大学キャンパスは…白くて綺麗で大学だった(笑)。学校なんて場所から遠ざかって早数世紀が経っているので、それだけで落ち着かないというか懐かしいというか…申し訳ないというか。うん、申し訳ないが一番近いですね。そもそも、どうにも申し訳ない感はぬぐえないままのこのイベントへの参加ですので余計に。どっからどー見ても学生じゃなくてごめんなさい…。すでにワカモノでさえなくて申し訳ない…。
 ひとの流れに乗っかって何となーく歩いていると、百年記念館に行き当たりました。


 入口の前にはすでに長蛇の列、そしてその向こう側、エントランスを突き抜けた先に広がる…パノラマ。これをパノラマと呼ばずして何と呼ぶ。建物の内から外へ開けた視界に、空と海と街が、一緒に飛び込んでくる。遠近感が何だかおかしくなって、写真か絵の前に人が並んでるみたいに見えるくらい。本当に綺麗で、綺麗な街で…それを綺麗と感じれば感じるほど、14年前を思わずにはいられなくなる。多分、私にとって神戸という街が、日常ではない場所だから、余計にそう感じるんだと思う。そこで暮らしを営むわけでもなく、日々を過ごしたわけでもなく、印象と記憶が点でしかないから、私の中で14年前、TVの中で見た光景と、その後遊びに訪れて目にした風景は、直結されてしまう。経過を見ていないから、点と点を結ぶ「線」を知らないから、前の点から今の点へ、次の点へ、ダイレクトに飛んでしまう、パノラマの向こうから吹く風に涼みながら、そんなことをぼんやり感じました。

 15分くらいで入場開始、受付*2でハガキを渡して、引き換えにNHKの封筒*3と今日のイベントのチラシ、あとハガキより一回り小さいくらいの、色画用紙のような…紙片を受け取りました。裏には両面テープが貼ってあって、どこかに貼り付けられるようになっています。スタッフの学生さんより、「震災とは」を一言で表すと、まずイベント前には何か、そしてイベント後には何か、それぞれ紙片に書いて、最後に入口にあった木に貼って下さい、と説明がありました。イベント前後で震災に対する思いが変わるか、どう変わるか、それとも変わらないか、参加者ひとりひとりが1枚ずつ、色とりどりの紙*4に記して、その想いの葉を茂らせようと…いうことのようです。面白い、けど難しい。
 会場は円形に近い小さなホールで、椅子が並べられており、床はフラットで客席やステージのようなものはありませんでした。正面に「震災×未来=?」とタイトルが照射された大きなスクリーン、後方にはプロジェクター、壁際には学生スタッフやNHKのスタッフ、テレビカメラとマイク、などが雑然と立ち並ぶ感じ。客層は思った以上に老若男女…というよりはさすがに若女(笑)が多かったですが、でもご年配の方も男性も、小さなお子さんもいらしてました。後方左側の席に座って、色紙にひとことを書きながら開始を待ちます…が「ひとこと」って難しいですよね。うんうん考えて、何とか4文節くらいまでにしましたが…国語のテストじゃ×だろうな(笑)。
 書き終えたり考え込んだりしているうちに、NHKの女性アナウンサーさんご挨拶から、イベントは始まりました。まず「未来は今」の上映、その後15分の休憩を挟んでトークセッション、という流れの説明があり、テレビカメラが入っていること、この日の模様は6/30の夕方6:10〜兵庫県で放送される「ニュースKOBE発」の中で5分ほどの特集で流れる予定*5、などのお知らせがありました。続いてこの「未来は今」の、本当の番組プロデューサーさん*6からご挨拶があり、今回の上映会に対する思い(家で見るのとはまた違って、みんなで見ることにより共有できるものがあるのでは、とか)や番組の主旨、大画面ハイビジョンならではの見どころ(?)*7などが語られました。
 そして照明が落ち、「未来は今」の上映が開始。私は6月の頭にやっとこさこの番組を見たので、記憶に新しい感じで…久々、とかそういうのでは全然なかったです(笑)。さすがに、家でひとりで観るのよりは、何と云うか心強いというか、少しは冷静に観られた…かな。それでも、息をするのが苦しくなるところや、涙腺緩くなるところや…あと、マイケルの「smile」が流れるの、このタイミングで聴いてしまうと…ただでさえあの曲は何か色んな栓が緩まる(笑)のに、この場で今、というのはよけいに…大変だった…。うちで観てた時はさすがに、そこまでじゃなかったんだけど…ね。番組開始早々にヤバかったです…。
 胃を痛くするほどのギリギリ感はなく、それでもやっぱり辛かったのは確かですが、でもその分、ウーファンさんの古箏の音色や、朝日を浴びる神戸の街、六甲山の上から見下ろす絶景、そういうものたちが本当に綺麗で…この街の人たちが、この街を、愛してやまないのがわかるというか…だからこそ震災が悲しくて、でもだからこそこうやって、復興への模索を諦めないのだろうと、何となく思いました。あの会館の入り口から見渡せる景色を毎日眺めていたら、そりゃあ愛情も愛着も沸くだろうし誇りも芽生えると思うわ…。
 もちろんギリギリばかりでもなく、猫にお弁当お裾分けするのとか、小学生vsモリヤマミライとか、「入ったら怒られるかな」とか、そういうちょっとしたほっこりシーンが挟まるのも…救われる…。それがある分余計に、スタジオで頭抱えてため息吐いてる姿が胸に痛く刺さるんだけど。とにかくあのプロデューサーさんにはむかついてむかついてたまりませんでした(笑)。改めて見てもやっぱり握った鉛筆折りたくなるムカっぷりでしたよ…! これはドラマだから役者さんだからシナリオだから演技だから!!ってすっごく思わないと抑えられない…光石さん名演技です…くそぅ。
 改めて、女性アナウンサーさんのインタビューというか言葉たちがいちいち、凄いなぁ…と思ったり。前回見た時はその他のアレコレですっかり吹っ飛ばしてしまったような気がしますが、いくら職業柄とは云え、あの状況下であの中継はあまりにも「生」で…それでも「よそ者」「おこがましい」と云わずにおれない、その言葉がすごく重い。
 エピローグのドラマパートで、未來さんが手にしている台本がリミットだった*8のにおおー、とちょっと思いつつ、ラストの金魚はやっぱり…人がいなければ号泣してる勢いで胸が苦しくなり、そして森山未來が探し当てた最後の言葉を思い出しては「本当の意味での復興」って何なんだろう、どういう状態のことなんだろう、どうなったら本当の意味で復興したことになるんだろう、と…それがわかればこういう会は開かれないのか…。そここそが「=?」で、そここそを考えてみる機会なのか、と思いました。
 上映終了後、休憩に入るのかと思いきや、ここで未來さんが前方右手の扉から登場しました。薄レンガ色の七分袖カットソーにネックレス、赤黒チェックの短め丈パンツに素足にサンダル、髪は左側で分けて前髪を斜めに流す、ナチュラルでラフな出で立ちでした。が正直遠くてあんまりよくわからなかった(笑)。トーク中に後ろのスクリーンに映してくれて、それで確認、みたいな感じでした。でも逆に、発言やトークに集中できて…悪くなかった、かもしれない。高めのスツールに腰掛けて、NHKアナウンサーさんと二人でトークスタート。まずは「未来は今」の生い立ちというか、誕生秘話というか、を語ってくれました。曰く、元を辿ると去年放送の「プレミアム10」がきっかけだったそうです。それから今回の「未来は今」のプロデューサーさんもトークに加わり、さらに裏話というか。

  • もともと、全て台本があった上での撮影だった。ていうかそもそもの企画は「ドラマ」だった。
  • でも色々話し合っていくうちに、森山未來は「森山未來」のままでいこう、ということに。
  • 台本はあったけど、未來さんには流れだけ把握してもらって、ほぼ台本読まずに撮影した。
  • 俳優さんを使わず、実際のプロデューサーさんでドラマ部分もやろうかという案もあった。
  • 「忘れてはいけない」を云えなかったのは、実は「プレミアム10」の時のことだった。これを元に作った企画だそうです。
  • 台本の中では17日に「忘れてはいけない」という言葉を云えず、引っかからなくちゃいけないことになっていたけど、台本を読まずに15日・16日とドキュメント部分を撮影して、石本さんやウーファンさんの話を聞いて、17日のナレーション録りの時点で、「…やっぱり、忘れちゃいけないんじゃないか?」って気持ちに変わってしまっていた、そうです(笑)。
  • なので、17日のナレーション録りの時に、逆にそっちで引っかかってしまったとのこと。忘れちゃいけない、って云えないはずなのに、「いや…忘れちゃいけないって…云うべきだろ?」ってなってしまった、って。「台詞として云うことは可能なんだけど」、と云いながら、でも台詞としてだけで口に出すのはイヤだったんだろうなぁ、と…違う意味での葛藤があったようです。何か…びっくりしたわそれ…。
  • 俳優・光石研さんの起用は、光石さんは東京出身で被災もされていないということで、「どうして忘れちゃいけないって云えないの?」とそのまま云える立場の人で、もし震災を体験していない人がこの番組を見た場合、番組にアプローチするひとつの架け橋になるんじゃないかと、そういう意図があったそうです。
  • …がこれ↑に関しては、震災を体験していない番組を見た人ですが、えーと、まっっったく架け橋になってくれませんでしたよ私には! だってすんごい悪役になっちゃったもん! 番組的なことばっか気にして未來さんの苦悩に理解を示さないギョーカイのオトナって!!って感じだったもの〜。
  • ていうか、普通に見て、モリヤマミライが震災を「決して忘れてはならない」って、それだけを何のわだかまりもなく云うことは出来ない、そこに葛藤やら軋轢やらがあることは、たとえ震災経験がなくても…わかるよ。わかりますよ。わかるから、「何で云えないの?」「どうして聞けなかったの?」って云うあのプロデューサーさんが、冷酷非道に見えるんですよ。被災してなくてもそこに違和感は感じないよ…。
  • …未來贔屓なフィルターがない人が見ると、あの方のポジションは架け橋になっているんでしょうか…わたしにはもうわかりませんが。とりあえず私にその架け橋は機能しなかったよ、ていう。
  • 番組に感想をメールで寄せた方が何名か、直接感想を述べたりしました。
  • 語弊があるかもしれないけど、と前置きしてから、「震災から何かが生まれた、ということに対して、感謝したい」という未來さんの言葉がすごく、印象的でした。あと、それに続けた「まぁ、お前に何がわかんのやと云われたら、すいません、わかりませんと謝るしかないんですけど…」も含めて。でも、自分が知ることのできたものを、知らない人に伝えていく、共有していく、というのは大事なことなのではないか、と。
  • 神戸で被災した後に海外に行かれた方の発言もありました。地震大国・日本を改めて外から見て、自分の大切な人たちがそこに住んでいるのがすごく怖くなった、みたいな感じ…だったかな。で、最後を「どうやって締めたらいいんでしょう?」ってなっちゃってたのがすごく可愛らしかったです。
  • そしたらそれに対するコメントを、そういう身近な人たちに伝えていくことから始めればいいんじゃないでしょうか的なことを云ってから、「…どうやって締めればいいですかね(笑)」と云う未來さん。
  • 2歳で被災したという女の子が、何も覚えていないし、別に辛くも悲しくもないし、被災された方の思いにシンクロすることもできないし、今までは共感しようとかも思わなかったけど、でも、とすっごく言葉を探しながら、途切れ途切れに述べていて…何だかすごく、もどかしい気持ちがわかって…むしろ私が彼女にシンクロしそうな勢いでした…。ぐるぐるいろんな思いや感情が胸の中や頭の中で回っていて、それを云い当てる言葉が見つからなくて、口に出しているうちにどんどんわからなくなっていってしまうんだよね。でも、今まで何とも思わなかった、と云う彼女が、この番組を見てそうではなくなった、少なくとも何らかの興味を持つようにはなった、というのは充分伝わりました。いや、発言しようと思うだけで凄いよ。わたしぐるぐるになるのが怖くてなかなか手とか上げられないもの。
  • 途中で止まってしまった彼女の言葉を受けて、答えを見つけることが出来なくても、悩んでること自体が素晴らしいこと、と云う未來さんがすごくジェントリィに見えました。すいません。
  • みんなそれぞれ悩んで、葛藤して、葛藤した上で「忘れちゃいけない」と云っている、それを伝えたかった番組だった、と未來さん。わかってる! 伝わってる!

 「未来は今」上映後はそんな感じでした。15分の休憩を挟んで、学生さんたちとのトークセッションに入ります、とアナウンスがあって、未來さんもいったん退場。いやぁ…ある意味衝撃的な事実が判明して、むしろもう一回観たい、副音声解説欲しい、くらいに思ってしまった…。あの涙が芝居だったとは全然、全く思わないけど、じゃあどういう涙だったんだろう…?というのは少し、あります。番組作りって難しいなぁ、単純なことじゃないんだなぁ、と…改めて思い知らされましたよ。何か…17日パートの見方がすごく変わりそうです…。
 あ、どこかでNHKスタッフの方*9が、全国放送できたら…みたいなことを云ってらしたので、全国放送の可能性はまだ捨ててはいけないです! ぜひとも…せっかく架け橋まであるんだから…私には機能しなかったけど…でもそこまで考えて作られてるのだから、全国放送しない手はないです!
 とりあえず前半で一度切ります。後半トークセッションはまた後ほど…。


http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20090502-OYO8T00277.htm
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000220901160001

震災のためにデザインは何が可能か |書籍出版|NTT出版

 あとで使うリンクだけ貼っておきます。

震災のためにデザインは何が可能か

震災のためにデザインは何が可能か

 
 
 これも。

*1:これは訓・訓だからそうなんだけど

*2:というほどでもないですが

*3:番組ガイドとかアンケートとかが入ってました

*4:いろんな色でした。私は白だったよ

*5:流れましたか?

*6:光石研さんじゃないです

*7:未來さんの涙とか神戸の風景とか

*8:うちのテレビじゃ見えなかった!

*9:プロデューサーさんかな