ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

談ス・シリーズ第三弾「凸 し 凹 る」@よみうり大手町ホール(6/9夜)

 

 昼下がりに続いてソワレ観てきました。ラストの絡まり合いがマチネと全然印象が違っていてすごかった…ちょっとバイオレントリィでぞくぞくした…グイグイでかっこよかったです。自由と不自由、自由なのに不自由、自由だからこその不自由、なんてことを大植さんフリータイムに思ったりするんだ…。

 メモを軽く。

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談ス・シリーズ第3弾「凸 し 凹 る」@よみうり大手町ホール(6/9昼)

 「凸し凹る」ツアー中たぶん唯一?の昼夜公演の昼の部、行ってきました。土曜日の大手町ってさすがオフィス街、閑散としてるのねー。地下道の人の少なさもちょっと新鮮な気分でした*1

 今日も大変良い粘度でした。パワフルでキュートでコミカルで、キン消しでアクロバティックで、小難しさを小難しくなく投げ渡されて、後は自分で考えてねってされるこのスタンス、大好きです。境界線の曖昧さを忖度でさらにぼやかして、そんな世の中よな…なんてちょっぴり厭世的な気分にもなったりしたってええじゃないか。

 覚書を少し。

 

*1:がカフェとかお休みばっかりでそれは困った

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談ス・シリーズ第三弾「凸 し 凹 る」@よみうり大手町ホール(6/8夜)

 大手町公演2日目行ってきました。変貌っぷりにびっくりあんぐりな初日だったけど、2日目もそれは変わらず、さらにキワッキワで面白く、考えさせられるというよりは、考えてみようと誘われる、ような。曖昧さって茫洋として掴みどころがなくて不可思議だけど、でもそれを楽しむ部分もあるよなぁ、なんてことも思ってしまうんだ…。んにゃー。

 メモを少々。

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談ス・シリーズ第3弾「凸 し 凹 る」@よみうり大手町ホール(6/7夜)

 談スが東京に戻ってきた! おかえりなさい! ご無事で何より!!

 5月21日の埼玉公演から2週間半ぶりの「凸し凹る」、期間にしてはそんなに長いブランクじゃないと思うんだけど、間に挟んだ地方ツアーの濃密さがうかがえるような変貌を遂げていて…新鮮に面白かったです。あっこここうなったんだ!?って面白さと、見たことないものの面白さ、どっちもが次々波状攻撃で襲ってきて、60分ちょっとがあっという間、だけどそのあっという間がひたすら情報量膨大かつ濃厚という…小柄だけど重量はありますよね談スって。あと終わった後の軽い酸欠みたいな症状がね、たぶん観ている間に呼吸がこう、引っ張られるというか、一緒に息を詰めたり止めたり、あとは息ができない瞬間が特に後半連続したり、するからだろうな。座ってるだけなはずなのにとても体力を持っていかれる…(笑)。

 いろいろ大小変化がありまして、小ネタが増えたりなくなったり、構成が変わったり、展開が違ったりしていましたが、全体の印象としてよりテーマというか主題の核が明確に伝わるようになったように感じました。語られる言葉は以前より抽象的になっているんだけど、抽象化されることによって普遍性が強くなるような…印象ですが。前半で観た時よりも、さらに深く疑問形を投げかけられる観後感でした。

 終演後は大植リーダーがロビーに出てきて下さって、サインなどに応じて下さいましたよ。パンフもう1部買うから心置きなくサイン頂こう…ラジオ体操の出席スタンプみたいにもらおう…。

 あっと思った変更点とかをちょこっと。

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「夢の裂け目」@新国立劇場小ホール(6/4夜)

 久しぶりの井上ひさし作品、初日を観てきました。井上ひさし作品の初日というと、こまつ座「私はだれでしょう」初演の初日*1を思い出してしまうのですが、もうそんなことも起こらなくなってしまったんだな…と、逆の感慨というか寂しさというかを少し感じてしまったりしました。もう新作も観られないもんね…って今頃か。

 「東京裁判三部作」の1作目、2001年初演とのことですが初見だし他の2作も未見です。井上ひさし作品って紀伊国屋ホールかサザンシアターの印象が強いんだけど新国立なんだ、なんて思っていたけど、こまつ座公演が紀伊国屋もしくはサザンシアター、なんですね。今回はこまつ座ではなかった。その辺ちゃんとわかってなかったことがわかった…。

 重喜劇と銘打ってありましたが、いつも通り、もしくはいつもより音楽多めな、ミュージカルに近い感触の音楽劇でした。ミュージシャンが生演奏なのも贅沢で素敵だったしセットも豪華!ってわけではない(時代背景も豪華な時代じゃないし)けど転換の様子が面白かったり、仕掛けが素敵だった…夢のようだった…星モチーフ大好物なのでとてもツボでした。音楽はユダヤ人作曲家クルト・ヴァイルの曲が多用されていて、ちょっとジャジーだったりブルージィだったりなメロディに、日本語の歌詞が軽やかに乗って、とても耳に優しい。けど、語られる内容は面白みと優しさと楽しさの間に、とても重くて大切で鋭利なものが潜まされていて、それにとても深く刺されてしまうのでした…とても楽しくて優しくて愛おしいのに、すごく悲しい気持ちで劇場を後にしてしまった…哀しいというか情けないというか申し訳ないというか悔しいというか。

 以下ネタバレに触れるので畳みます。

 

*1:が台本上がらず1週間ほど延期になった事件

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2018年6月1日:5月が過ぎて

 6月ですって。

 髑髏イヤーがついに幕を下ろしましたね。大楽、ライビュも行けなくて残念だったけど、漏れ聞こえるアレコレで何となく脳内走馬灯回してみたりして。いやもう夏に尽きるんですけどね! 暑かったそして客席(前方)は寒かった! いろいろハプニングもあったけど、何はともあれお疲れさまでした。いつ行っても何ドクロかは上演されてる気がするステアラだけど、もう髑髏城は建設されないんだな…不思議だな。次登城するのは鋼鉄城なんだな…それも不思議(笑)。

 そんなちょっとセンチメンタルになりたいんです気分のところに、火薬玉を投げ込んでくれる新感線大好きだ!! WOWOW楽しみです!!

 本日のエントリーはこちら。

 

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  あとちょっと前のやつ。

 

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WOWOW「髑髏城の七人」全シーズン放送決定!

 WOWOW様ありがとうございますー!!! 7月14日放送の花髑髏に続き、鳥・風・月・極と全シーズンの放送が8月以降放送されるとのことで!! 嬉しい…本当に嬉しい……ありがたい……HDD空けて待ってるねいぐざくとりぃ…天魔ラップはどのくらいの練度の頃だったっけね…?

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natalie.mu

 夏が来るということは1年経っちゃうってことなんだなぁ。あっという間だったなぁ…。